ウーパールーパー腫瘍摘出手術
明日から2連休!なのに予定も無いので特にワクワクしない織金です。
寝て過ごそうと思います(-0-)
今回は11月7日に行ったウーパールーパー腫瘍摘出手術のご報告を簡単にしたいと思います。
※使用している写真の一部が、苦手な方がいらっしゃるかもしれませんのでご注意下さい。
手術前のウーパールーパーの様子です。
2ヶ月以上餌を全く口にしていないのにお腹に水が溜まりぱつぱつの状態でした。
腫瘍の位置など状況を確認するため、まず人間に使用されるものと同じエコーを使います。
この時点で、腫瘍が2ヶ所にあることと、腹部にやはり大量の水が溜まっていることを確認しました。
確認したところで、手術を開始するためにウーパールーパーに麻酔をかけます。
麻酔薬の入った水に移動。効き始めると動きが鈍くなっていきます。
・・・がなかなか寝てくれずここから40分にらめっこでした(--;)
眠ったことを確認したらこちらの手作りの手術台へ移動します。
移動させて、体が乾いてしまわないように麻酔薬の入った水が循環してウーパールーパーにかかるようになっています。
仰向けの状態で固定したら、腹部に溜まっていた水を抜きます。
なんと水を抜くとこんなにほっそりしてしまいました。
そして下腹部にある大きな膨らみが腫瘍です(--;)
目でも確認できたとことでいよいよ手術開始です。
電気メスを使用して左下腹部から開腹しまいた。
電気メスは電気で皮膚を焼きながら切っていくので出血が抑えられます。
そして30分かけ、先ほどの下腹部の大きな腫瘍とさらに肝臓付近にあった腫瘍を摘出!
摘出した後、とても細かく縫合。さらに出血や雑菌を防ぐために薬を塗ります。
そして苦手な方もいると思いますが、摘出した腫瘍がこちらです。
大きなものは直径2.5cmもあります。
こんなものが体の中に・・・辛かったでしょうね(--;)
その後、覚醒させるために水をいれたプラケースへ移動させました。
起きてくれーっと願いながら20分で覚醒!
してくれたもののふらふらで見た目も痛々しく不安でした。
このお腹がへこんでしまっているくらいやせ細っていた状態から約3週間・・・
現在はというと・・・
まるで別人のように生き生きと動いています。
摂餌も3ヶ月ぶりくらいに確認できました(^^)
傷口は痛々しいですが元気です。
ですが、今日獣医に診察して頂くと、どうしても摘出できなかった腫瘍が原因と思われる水が腹部に溜まっている様でした。
残念ながら完治は難しいとのことですがこの子を大切に飼育していきたいと思います。
前例の少ない難しい手術をしてくださって、ここまで元気にしてくださった渡辺獣医に感謝しつつ、いつかまたカエル館内の展示水槽に戻れる日が来るといいなーと思う織金でした。
寝て過ごそうと思います(-0-)
今回は11月7日に行ったウーパールーパー腫瘍摘出手術のご報告を簡単にしたいと思います。
※使用している写真の一部が、苦手な方がいらっしゃるかもしれませんのでご注意下さい。
手術前のウーパールーパーの様子です。
2ヶ月以上餌を全く口にしていないのにお腹に水が溜まりぱつぱつの状態でした。
腫瘍の位置など状況を確認するため、まず人間に使用されるものと同じエコーを使います。
この時点で、腫瘍が2ヶ所にあることと、腹部にやはり大量の水が溜まっていることを確認しました。
確認したところで、手術を開始するためにウーパールーパーに麻酔をかけます。
麻酔薬の入った水に移動。効き始めると動きが鈍くなっていきます。
・・・がなかなか寝てくれずここから40分にらめっこでした(--;)
眠ったことを確認したらこちらの手作りの手術台へ移動します。
移動させて、体が乾いてしまわないように麻酔薬の入った水が循環してウーパールーパーにかかるようになっています。
仰向けの状態で固定したら、腹部に溜まっていた水を抜きます。
なんと水を抜くとこんなにほっそりしてしまいました。
そして下腹部にある大きな膨らみが腫瘍です(--;)
目でも確認できたとことでいよいよ手術開始です。
電気メスを使用して左下腹部から開腹しまいた。
電気メスは電気で皮膚を焼きながら切っていくので出血が抑えられます。
そして30分かけ、先ほどの下腹部の大きな腫瘍とさらに肝臓付近にあった腫瘍を摘出!
摘出した後、とても細かく縫合。さらに出血や雑菌を防ぐために薬を塗ります。
そして苦手な方もいると思いますが、摘出した腫瘍がこちらです。
大きなものは直径2.5cmもあります。
こんなものが体の中に・・・辛かったでしょうね(--;)
その後、覚醒させるために水をいれたプラケースへ移動させました。
起きてくれーっと願いながら20分で覚醒!
してくれたもののふらふらで見た目も痛々しく不安でした。
このお腹がへこんでしまっているくらいやせ細っていた状態から約3週間・・・
現在はというと・・・
まるで別人のように生き生きと動いています。
摂餌も3ヶ月ぶりくらいに確認できました(^^)
傷口は痛々しいですが元気です。
ですが、今日獣医に診察して頂くと、どうしても摘出できなかった腫瘍が原因と思われる水が腹部に溜まっている様でした。
残念ながら完治は難しいとのことですがこの子を大切に飼育していきたいと思います。
前例の少ない難しい手術をしてくださって、ここまで元気にしてくださった渡辺獣医に感謝しつつ、いつかまたカエル館内の展示水槽に戻れる日が来るといいなーと思う織金でした。
2013年11月26日:通常記事