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ショウジョウバエについて Set.1

こんにちは、キンタローです!!
季節が冬→春に変わり、そろそろカエル達の繁殖スイッチが入ってきているのでは?

フィーバーでは、朝方と夕方に大合唱が聞こえる時間があります。
果たして、繁殖の方はどうなんでしょうかね。乞うご期待!?

そういえば、今朝サツマゴキブリが脱皮していました。
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白いままなら、人気がもっと出たのかもしれませんね。笑



さて、今回から数回に分けて、「ハエ」について紹介していこうと思います!

現在フィーバーでは、「キイロショウジョウバエ」「トリニドショウジョウバエ」の2種類を使用しています!!

お!!まじか、今すぐ欲しい!!!っという方は、こちらから!!



今日は…

それぞれの基礎知識



・キイロショウジョウバエ 学名:Drosophila melanogaster

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体長約1~2mmの黄色いショウジョウバエ。
小型〜中型のヤドクガエルで使用されることが多い餌料です。羽を持たない「ウイングレス」のため、運動能力が低く少しの水場で溺れてしまいます。

約8〜12日で発生し、安定的に殖やすことが出来ます。羽化当日から産卵することが出来ますが、羽化当日から約3日後の個体を次の親にすると上手く殖えやすいです。





・トリニドショウジョウバエ 学名:Drosophila sp.

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体長約2〜3mmの黒色のショウジョウバエ。
中型〜大型のヤドクガエルに使用されることが多い餌料です。羽は生えていますが飛ぶ筋力が無い「フライトレス」で、動きが速いのが特徴的。

約15〜20日で爆発的に発生しますが、雌は羽化1日〜7日で産卵を開始するため安定的に増やすことが難しい種類です。
※手間をかければ一応安定的には出来ます。汗

カスリショウジョウバエ(D.hydei)ととても似ていますが、一応別種らしいです。トリニドの方が、温度変化に敏感です。


もし、トリニドについて詳しい方がいたら教えて下さい!!!笑




累代的に殖やしていると「羽化サイズが小さくなってくる」「繁殖数が減ってきた」…等々の問題が出てくることがありますが、考えられる原因は「栄養不足」です。

解決策は、状況にもよりますが「培地の量を増やす」「水分量を調整する」
「使っている培地商品を変えてみる」この3つで大体何とかなります。

特に水分量は、容器内の足場によって大きく変化します。水分量が少ないと、
培地の表面が固すぎてしまいハエの幼虫(ウジ)が培地を食べられない状態になっている可能性があります。

これから、梅雨、夏と湿度が高くなる季節がやってきます。
今のうちに、いろんな実験をしておくこと。おすすめです!!


それでは、続きはまた今度。


2021年04月15日:通常記事

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