カエル通販 Feaver!!ブログ。カエルについての豆知識や日々の出来事をつづっていきます♪

カエルの治療・検疫について〜☆

昨日は焼肉を食べ過ぎて、若干胃がもたれ気味の八木です!!うっぷ。

今日はみなさんに、カエルの治療について紹介したいと思います。
カエル通販フィーバーでは搬入後、お客様へ販売するまで一週間の検疫期間を設けています。その期間で餌を食べるか・状態が悪くないかを確認しています!!

もちろん、全てのカエルが「問題なし」というわけではありません。
まずはこちらの写真…「アカメアマガエル♀」です。

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写真を見て気づいた方も多いと思いますが、ツリーフロッグは輸入直後、体の一部(特に鼻)が擦れていることがあります。このアカメも、輸入時に擦れたであろう傷から細菌感染症を引き起こしてしまいました。

細菌感染を引き起こすと、カエルの場合はお腹が赤くなります。
これは治療しないとほとんどの場合死んでしまいます…。

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そこで登場するのが、獣医さん!!
獣医にすぐに相談できるのは、カエル通販フィーバー(あわしまマリンパーク)の強みですね。しかも、必要であればカエルの手術までしちゃうスーパー獣医!!過去にはカエルの膀胱結石の摘出までこなしております!!

そのスーパー獣医に相談後、塗り薬の使用や注射など、簡単な治療であれば僕たちスタッフが行います。
よく使用する薬がこちら!

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左から「犬猫用バイトリル2.5パーセント」「タリビット点眼液」「ゲンタシン軟膏」の3種類!!みなさんも見たことや、実際に使ったことがあるのではないでしょうか?実際、僕はタリビットにしばらくお世話になっていたことがあります。

基本的にカエル専用の薬は作られていないので、他の生物用に作られた薬を使用して治療することがほとんどなんですよ!

このアカメアマガエルはバイトリルの注射と、鼻先の擦れにタリビットを使用して治療中です。

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治療が終われば、餌を食べるか確認して、問題なしと判断されれば、やっと販売カートに載るというわけです。

今回は他の販売店さんでは、あまり紹介されないであろう一部をブログに書いてみましたが、いかがでしたか?長々となってしまいましたが、一週間の検疫期間にご理解頂ければ幸いです。そして、少しでもみなさんのカエル飼育の参考になれば嬉しく思います。

真面目なお話ばかりになってしまいましたが、最後に別の話題で締めましょう!僕は明日から沖縄に行ってきます!!どうやら雨らしいです…カエル探します!!

11/10/13:通常記事